甘えたいしほめられたい

人付き合いも、絵の練習も、生活もみんな、丁寧にやらないとなにかを獲得できないものです。


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小3のころ「宇津算数ババア」とう名の担任がいて、それはもう算数に命かけた先生で回答間違えると竹の1m物差しで手の甲をビターンと叩き、旧校舎をいいことに教室でタバコをスパスパ吸う子供には悪くて怖い女の大人がいたわけです。その恐怖の算数の時間に自分の机から見た教室の正面を黒板をいれて一点透視法で描き、自分ではなかなかの出来だったので血迷って宇津先生に授業後に見せたわけです。見せ説明してる最中に気づくわけです、サボってたわけだから「ぼこぼこにされるかもなぁ…」と。そしたら、「よく描けてる。これは貰う」といい先生の机に張ってあるビニールの下に入れてくれたのです。私はびっくりして嬉しくてニコニコしちゃって、先生も怒る言葉一つなくタバコに火をつけて。あの時の埃っぽくて熱い日差しを今でも覚えてます。思い起こせば、この出来事が誉められて心から嬉しいと感じたし絵を描くきっかけになった。もちろん、それ以降大人になるにつれ、誉められても心から喜んだことはない。大体の人の反応は「ふーん」で終り。他人を誉めていれば自分に返ってくると思ったけど、それも相手を満足させて終わる。いつか還ってこないのである。

 

最後はちゃんとやるから、それまでの焦る気持ちを私ではない誰かが癒してくれたり、紛らわしてくれないかなぁ~。甘えたいなぁ~。

 

サッポロ一番塩ラーメンの美味しさが今のわたしを癒してくれるだけよ。うめ~。