エレカシ

去年のサマソニエレカシを見てから、すっかり心はエレファントカシマシ ラブ。
それから、「エレカシとは、」「エレカシと私。」を音楽を聴くたびに考えたので半年ちょっと経ち答えがでた。
まず、宮本浩次氏がかっこいい。

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この写真はハンニバルのウィルっぽい

 

それまでは、いわゆるTVで拝見する、言わずもがななイメージだったのですが、ライブを見て音楽聴いていると「こんなに生きている人はいない!」っていう人間らしさを感じましたワ。「生きてる人」をちゃんと見た感じがした。そうなると、大体の人間は死んでる。私含めて全員死んでました。死んでるくせに生きてる分際なんですよ。私らは。「こんなんじゃダメだなあ」と思わせてくれました。だから好き。顔面もかっこいい。

そんでもって、「エレカシの音楽の良さ」ですが私はこれに気づけて本当に良かった。アルバムとか聞くまで「今宵の月のように」「桜の花、舞い上がる道を」のサビしか知らず、勝手なイメージとしては「最後には君と結婚しよう(グッドエンド)」とか「仲間って最高!大切!!」と、冒頭のサビにせちがらい感じだけど結局ポジティブな(バンド)んだろうなあと思ってたら、そうじゃない。
そうじゃないと思ったのは、そのサマソニのライブで「デーデ」という曲の歌詞を聴いて「ひええー」と思った。サマソニは新客をつかむフェスなところで「金!金!!」と連呼する曲を選曲すんのかいというところにシビれた。ぜんぜんJPOPじゃない、ロックというかパンク。
そして音楽の良さというのが、歌詞について私なりの共通点を見つけたのです。それは私が聞いた中で好きな曲の中からの共通点かもしれない。
それは、ぜんぜん相手のために歌ってない。全部自分へ歌っている。という感じ。そこが凄くいい。大体の曲は、「あなたあなた」とうるさいわけですが、エレカシは「自分」を歌っているんですよ。
だから聞いた人は、それを「自分」って思い込むことが出来るんですよね。これぞ音楽の力って感じます。ウーン、本物。
宮本氏の声や技術、バンドの音楽も全て合わさって聴いてて、だから気持ちいいんですよね。新しい音楽の聴き方を私は知れて良かったです。エレカシ限定です。

まあそんなわけでファンになったはいいものの、「ライブにいこー!」と思ったら、ほぼソールドアウトなわけです。生き地獄。